百貨店やチェーンストアなどの流通会社の
グループ会社が流通系です。
グループ会社のほか、既存のカード会社(ほとんどは信販系)
と提携して発行しているところも多いです。
多くは、ポイントサービスも兼ねており、
母体のスーパーマーケットや百貨店などの
店舗と連携し、対象店舗での値引きサービスや
カードのポイントが一般加盟店での利用分より
優遇されるものがが多く、カード業界の中でも
マーケティング力にすぐれた会社が多いです。
なお、嘗ての親会社であるマイカルとの
提携を解消し、三洋信販が筆頭株主である
ポケットカードもこの分類に含まれますが、
今後の業態再編などによっては流通系でなくなる可能性があります。
クレディセゾンもセゾングループの
解体によって特定の流通グループに属さなかった
所から、2002年以降高島屋・出光・ローソンなど
他業種もしくは嘗ての母体であった
西武百貨店の同業他社と積極的に
提携する動きが見られ、2005年度には
ユーシーカードの事業統合、2006年には
株式の持ち合いをしていた持株会社の
ミレニアムリテイリング株全てを
セブン&アイホールディングスへ株式交換する事となり、
今後も既存の流通系の枠を超えた展開が期待されます。
流通系は国際ブランドと提携せずに
発行するハウスカードのみを取り扱うものも多く、
百貨店の伊勢丹子会社である
伊勢丹アイカードが有名である。
これ以外では、DIY・ホームセンター運営会社などが
自社(自前)で行っているものも多いです。
流通系に於いて最上位のカードは
百貨店の外商カードであり、三越を例に挙げれば、
お帳場カードが最上位となります。
これは、医師・弁護士・著名人などの自由業や
企業の幹部社員など比較的社会的地位が高く
裕福な者や、非常に高額な買い物をした者に
外商担当など百貨店の社員が勧誘する事によって
入手出来(招待制)、1割以上の値引きや
上得意客向けのサービスが受けられたりする事が
起因だが、店によっては単純に社員紹介だけで
余り買い物をしない者でも入手できる所もあります。
外商カードは発行元や利用範囲
(外商だけしか使えない等)によって、
クレジットカード(ハウスカード)でなく、
「掛売カード」という位置付けにしている場合もあります。